2007-04-27 第166回国会 衆議院 外務委員会 第9号
先ほど申し上げました国宝保存法で指定されました文化財のうち、いわゆる動かせるものについては、現在もきちっと保管されてございます。それ以外の、国により指定がなされていない文化財についてでございますが、その実態は私どもとして把握してございませんで、それが現在どうなっているかというのは、私ども、国が関与してございませんので、把握することは極めて困難であるというふうに考えております。
先ほど申し上げました国宝保存法で指定されました文化財のうち、いわゆる動かせるものについては、現在もきちっと保管されてございます。それ以外の、国により指定がなされていない文化財についてでございますが、その実態は私どもとして把握してございませんで、それが現在どうなっているかというのは、私ども、国が関与してございませんので、把握することは極めて困難であるというふうに考えております。
○照屋委員 あの悲惨な沖縄戦、我が国で唯一の地上戦が展開された沖縄戦では二十万余のとうとい人命が失われましたが、同時に、当時の国宝保存法による大変貴重な国宝級の文化財も失われたんですね。それが戦争の悲惨さだと私は思っております。 ところで、文化財保護法を初めとする関連法は在日米軍基地内にも適用が及ぶか、外務省に尋ねます。
第二次世界大戦前に国宝保存法で指定されてございました沖縄の文化財につきましては、まず建造物については、首里城守礼門あるいは沖縄神社拝殿など十一件でございます。また、美術工芸品につきましては銅鐘の一件がございました。
それが、昭和四年に国宝保存法が制定されますに伴いまして、当時の特別保護建造物が自動的に国宝に切りかわったわけでございますが、実質的には大正十四年に首里城正殿を国宝に指定させていただいたとお考えいただいてよろしいわけでございます。
君の経済界に残された足跡とともに、政界にしるされた足跡も大きく、昭和十年に推されて奈良市会議員に当選されてより、市議会議員を三期、続いて県議会議員を六期、その間、県会副議長、二度にわたって県会議長に就任し、奈良国際文化都市審議会会長、奈良県国宝保存連盟会長などの要職を務められ、公正かつ円満な議会運営を図り、議員の信望を集め、地方政界の長老として、今日までの長きにわたり、若き人材の発掘と指導に当たってまいられました
わが国の文化財保護法に関する法律は、明治三十年の古社寺保存法に始まり、史跡、名勝、天然記念物保存法、さらに国宝保存法を経て、昭和二十五年、現在の文化財保護法の制定を見たものであります。その間、昭和二十九年に一部改正を見ましたが、それ以後今日まで改正は行われずにまいっております。
現行の文化財保護法は、昭和二十四年、世界に誇るべき法隆寺金堂壁画の焼損というまことに不幸な事件を契機といたしまして、文化財保護に対する国民的な世論を背景といたしまして、昭和二十五年参議院議員提案により、従来の国宝保存法、史跡名勝天然記念物保存法等を一体化して、有形文化財及び記念物、さらに無形文化財を加えた文化財の各般にわたり保護の体制を整備した画期的立法でございました。
その金額は大体文化庁で支出されておりまするこういう国宝等の保存費の三倍ないし五倍くらいの金はいつも指定寄付になっておりますので、そういう意味ではこのほかに入場税におつりをつけたくらいの金を、税の上では一応国宝保存には見ておるということがいえようかと思います。
御案内のとおり、首里城の正殿は琉球王国時代の国政の政庁、まつりごとの庁といたしまして重要な儀式に使用されたものでございまして、その様式、規模におきまして沖繩の古建築中最大にしてかつ特徴的なものといたしまして、戦前は国宝保存法によって国宝の指定を受けまして、昭和六年に国の補助事業として解体修理を行なったわけでございます。
○政府委員(村山松雄君) 前段でありますが、文化財保護法制定以前は、文化財保護法によりとらえられました文化財の概念は、たとえば国宝保存法ですとか、あるいは重要美術品等の保存に関する法律ですとか、あるいは史跡名勝天然記念物保存法ですとか、法律自体も分かれておりまして、統一的な文化財ということばでとらえた事例は、少なくとも制度法令としてはなかったわけでございます。
ことに、昔あった国宝保存法とそれから史跡名勝天然記念物保存法、この二つが一緒になって、そして現在の文化財保護法が昭和二十五年にできた。そうしてこの保護委員会の中に事務局ができて、事務局の中に幾つかの課ができて、そしてやっているわけでありますが、その国宝保存法だけでも相当大へんな仕事であるところへ、史跡名勝天然記念物保存法の法律の仕事も入り込んできている。
文化財関係では国立劇場、その敷地がきまりましたので、いよいよ設立の準備に入りまして、明年は懸賞募集を実施するというための経費二千万、それから保存事業費が四億六千六百万で約四千万ほどの対前年度増でございますが、これは国宝保存修理とか、あるいは建造物の修理、あるいは防災事業等で行なっていくという程度でございます。 それから雑件ということで一括しましたが、大体従来から行なっている経費でございます。
ところがその後昭和二十五年に文化財保護法が制定されまして、古い法律の国宝保存法時代の国宝はすべてこれは新法によって重要文化財というふうに切り変ったのでありますから、そこで古い国宝の所有者に対しては新しい法律によって重要文化財に指定されましたという通知をそれぞれにいたしておるのであります。
細川君は、お手元の履歴書で御承知のように、大正三年から昭和二十年まで、煮十年余にわたりまして貴族院議員に列し、その間東亜同文書院より、私立目白中学、財団法人学研院等、教育事業の各役員、また財団法人日華分会、同斯文会、東京地学協会等の学術関係の各役員を歴任、さらに帝室博物館復興翼賛会、国宝保存会、国立公園調査会、国際観光委員会、帝室博物館、美術振興調査会、正倉院評議会、国立博物館等、数多くの文化事業の
昭和四年に国宝保存法が制定されまするときにも、これはどうしようかという問題があつたのです。一緒にしようかどうしようか。けれども依然別個のものとして取扱うことにきまつたのであります。然るにこの文化財保護法では、有形文化財、無形文化財と相対して、史蹟名勝天然記念物として別に一章を設けて、有形文化財、無形文化財と同じような規定を定められ、又は多くの規定を準用されております。
明治三十年にできた国宝保存法、その後ときどき多少の改正を加えられましたが、明治三十年にできた国宝保存法を骨子として、そうして今日まで政府の関係当局のかたがたがそれを運営して、全国にある国宝を、主として社寺の国宝であります。その社寺の国宝を修理して下さつて、いろいろなお手をお加え下さつてやつて頂いたのであります。
昔の国宝保存会であると、工芸であるとか、美術とか建築の程度に限られておつたのですが、今度の文化財保護委員会のほうは、それに加うるに埋蔵文化財もありますし、古文書もありますし、それから又無形文化財のようなものがあつて、それから更に名勝天然記念物というふうなものもあり、非常にあなたのほうの保護委員会の仕事というものは甚だ広いものになつて来た。而も実際言うと、僕は人員が足りないんじやないかと思つている。
といつたようなものでも作りたいということはかねがね考えておつたわけでございますが、どうしても実はうまくできないのですが、下手に作つてこれだけが現状変更であると、ほかは現状変更でないという資料を地方の教育委員会なんかに流しました場合に、それではこれに載つていないから現状変更でなかろうと言つて取去られても困るというような心配もありまして、今以て実はその成案を得ていないのでありますが、併し取扱としましては、前の国宝保存法以来
お手許の履歴書で御承知のように、細川君は、多年文化方面の各種団体に関係し、大正三年貴族院議員となり、在任三十年の長きに亘り、その間、東亜同文書院評議員、財団法人日華学会会長、聖徳太子御忌奉賛会会長、東京地学協会会長、国宝保存会会長、日本美術協会及び国立博物館の各顧問等に就任、昭和二十五年八月任期二年の文化財保護委員会委員に任命され、爾来該博な知識を以て文化財の保存、活用及び調査研究にその蘊蓄を傾けて
○政府委員(森田孝君) 第一番の私に対する御質問でありますが、文部省で所管しておりました当時に国宝保存法なり重要美術品等に対する法律、或いは文化財保存に関する法律等に基く文化財保護行政と、文化財保護法に基く文化財保護行政では、両方の法律が根本的に違つておりまして、従つて文化財保護行政が非常に高い理想をもつて、また文化財と称し得る全分野に亘つて規定せられておりまする関係上、文部省に所掌しておられるところの
本請願は、松本市長筒井直久外一名からの請願でありますが、その要旨は、松本城国宝保存工事は、昭和二十五年度より五箇年間にわたり、継続施行することとなり、本年度の工事は予定の通り進捗していることは、実に感謝にたえない。
第四五 新制大学教育部学生の奨学資金国庫助成に関する請願(委員長報告) 第四六 国立大学施設費国庫補助に関する請願(委員長報告) 第四七 北海道学芸大学緊急拡充に関する請願(委員長報告) 第四八 大学附属病院放射線従業員の待遇改善に関する請願(委員長報告) 第四九 私学助成対策に関する請願(委員長報告) 第五〇 私立学校教職員共済組合法制定に関する請願(委員長報告) 第五一 松本城国宝保存工事費国庫補助増額
次が三百四十八條でありますが、第七号の固定資産税の非課税の範囲につきまして若干修正を行なつておりますのは、国宝保存法が文化財保護法に変りました等の法律の改正に伴うものでありまして、実質的には特段の変更はございません。